Claude Codeの履歴をMCPで組み込んで日報を書く

2025-06-30

はじめに

最近、コーディングをする時間のほとんどがClaude Codeと向き合う時間になっています。その会話のログがすべて~/.claude配下にまとまっているので、1日の作業内容のまとめや日報などが作れるのではないかと思い、claude-code-history-mcpを開発しました。 このツールは、Claude Codeの会話履歴を取得し分析するためのMCP(Model Context Protocol)サーバーです。

できたもの

claude mcp add-json claude-code-history '{
  "command": "npx",
  "args": ["claude-code-history-mcp"]
}'

claude-code-history-mcpで今日どんな作業をしたか時間も含めた日報を書きたい

claudecodehistorymcp

みたいなものが簡単にできるようになりました。 やっていること自体はシンプルで ~/.claude/projects に保存されているClaude Codeの履歴ファイル(.jsonl形式)を読み取り、filterなどを適切に行い返すだけです。

先程は雑なプロンプトを投げた例でしたが、実際にもっと詳細なプロンプトを与えたら任意のFormatで出力することが可能になると思います。

またGitHub MCPと連携することで、より詳細な情報のアウトプットも可能になるかと思います。

他にもJira等のタスク管理するツールと連携することで、どのタスクにどのくらいかかったのかリアルな数値感なども自動で更新することも可能なのではと思いました。

ざっと似たようなものが既にないか調べてみたんですが、わりとメモするときにメモをお願いして、それを最後まとめるみたいなものが多そうで、こういう後からまとめに行くみたいなアプローチは少なく感じました。

書く手間は省けるので間違いなく楽ですが、デメリットは、生成するときに会話のログみてから書くので時間が多少かかるのと、見に行くデータが多いので、Inputの量が多くはなってしまいます。(そこはuserのログだけ送るなどで多少緩和しているが)

まとめ

projectやsessionを跨いでclaude codeのhistoryを取得することができるので、なんか何かしらに使えそうな気がすごいしています。